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遠山 伸一; 野村 昌弘; 中山 元林; 佐藤 勇; 榎本 收志
第17回リニアック国際会議(LINAC 94), 3 Pages, 1994/00
現在、動燃事業団では、核分裂生成物の核種変換等に適用できる高出力の加速器開発を目指して、平均出力200kW(平均電流20mA、ビームエネルギー10MeV)の大強度CW電子線形加速器を開発中である。この加速器では入射部が、レギュラー加速でのビーム安定性のため、品質の良いバンチングを行うことが重要である。そのため、電子銃チョッパ出口までのビームエミッタンス増大を出来るだけ押さえるビーム輸送のための配置や移相空間での挙動の最適化を行った。また、電子を加速する際のエネルギー効率(ローディング効率)を実際に計算し、本加速器に使用される進行波還流型加速管で、通常の進行波加速管より2倍ほどエネルギー効率が良く、十分な加速利得を有することが分かった。本件ではこれらの具体的な計算結果について発表する。
山崎 良雄; 野村 昌弘
第17回リニアック国際会議(LINAC94), ,
現在、動燃事業団では、核分裂生成物の核種変換等に適用できる高出力の加速器開発を目指して、平均出力200kW(平均電流20mA、ビームエネルギー10MeV)の大強度CW電子線形加速器を開発中である。この加速器に使用する電子銃は、平均電流が高いため、電流制御に用いる通常のメッシュグリッドが熱的に限界に達してしまうために使用することができない。また本電子銃には、下流の加速管等との整合性を取りつつ、徐々に電流値を上げていくことが要求されている(尖頭電流で100A400mA)。しかも、電子のエネルギーを200keVに固定する必要がある。そこで、ビームを遮らずに電流制御が可能で、ビーム径を制御できるダブルアパーチャーグリッド方式を考案した。また、複数のビームポートを持ち、カソードの状態を真空を破らないで直接観測できる電子銃チャンバーを考案し、3次元電場解析でその実現性を検証した。
中山 元林; 江本 隆; 野村 昌弘; 遠山 伸一; 佐藤 勇
第17回リニアック国際会議(LINAC 94), ,
動燃事業団では大強度CW電子線加速器用に新しいチョッパーの開発を行っている。マイクロ波を用いたチョッパーでは、電子ビームのエミッタンスが増加し、ビームの発散など加速上の問題が生じる。この新しいチョッパーでは1つのRFキャビティー中に3種類の磁場モードを立てさせることにより、エミッタンスの増加を低く抑えることができる。考案したチョッパーに対してシュミレーションコードにより解析し、エミッタンスの増加を十分抑制できることを確認した。